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概要

三井物産グローバル投資株式会社は、三井物産の金融事業の一部門として、著しい成長が期待される企業への投資を行う投資会社です。東京を本部とし、シリコンバレー、北京、ムンバイに拠点を構え、日米中印を中心にしつつも各国で完結するのではなくグローバルな視点で投資活動を行っています。

前身である三井ベンチャーズよりも三井物産本体との連携を強め、より大規模な案件も視野に入れつつ、より広範囲にシームレスで最適な投資を展開します。

新興投資

新たな事業の立ち上げおよびその更なる成長を導く支援は、三井物産の伝統的持ち味と言えます。三井物産グローバル投資の取り組みは、その伝統的持ち味を金融投資という手法を活用して、具現化しようとするものです。法人設立を共に行うスタートアップ段階から既存企業のグロース段階まで幅広く投資対象とし、単なる資金提供に留まらず様々な支援を施すことで、投資先企業の成長・発展に貢献します。三井物産グローバル投資は、企業や大学などの技術・製品のスピンアウトによる新たな企業の設立や、既存企業の社内外の新規事業に際してのリスクマネーの提供も行っています。

グローバル投資

各産業における国境を越えた相互関連が強まる中、三井物産グローバル投資は、グローバルに通用する競争力を持つまたは持ちうる企業に投資するという基準を設けて投資活動を行っています。そのポートフォリオ構築においても、グローバルなリスク分散の視点に立ち、各国・各地域における産業・市場の動向を注視しつつ重点領域を定めています。

また、日米中に配置した三井物産グローバル投資の拠点に加え全世界67カ国に150の事業所(2013/06時点)を持つ三井物産の国際ネットワークを活用し、投資先企業の国際展開や各市場でのマーケティングなどのクロス・ボーダー支援を提供しています。

実業力投資

三井物産グローバル投資では、金融投資の経験者のほか、投資対象としている各産業の事業会社において実際に事業を経験した人材および三井物産からの出向者を投資担当者として組織し、彼らが持つ実業力を活かした投資活動を行っています。また、三井物産グループの人脈、事業知見、経営ノウハウなど、実業を通じて培ってきた経営資源と総合力を活用し、投資先にとって実際に役立つ支援を提供します。

投資方針

三井物産グローバル投資の投資活動は、金融としての収益獲得を目的としたものです。三井物産の各営業部門による事業戦略や商圏確保とは独立した投資活動であることを特徴としています。

投資段階と金額

投資後に著しい成長が期待される企業であれば、事業の成長段階としてアーリー・ステージであるかレイター・ステージであるかを問わず投資し、一社当たり数億円規模を目安に投資しています。

業種

メディカル・ヘルスケア(医薬品、医療機器、医療関連サービス)、クリーンテック(環境技術、新エネルギー)、IT(インターネット・ビジネス、ソフトウェア、エレクトロニクス)、コンシューマー・サービス(外食、リテール)を主要な投資対象としています。

三井物産グループによるベンチャー投資事業の沿革

1984年 米国三井物産Venture Fund組成
1985年10月 三井物産がスポンサーとなった北米VCファンドORIEN I組成(1988年7月にORIEN II組成)
1996年11月 株式会社エム・ヴィー・シー(MVC)を東京に設立
1997年 2月 MVCグローバルジャパンファンド1号を組成
1997年 7月 米国三井物産にて、北米でのポートフォリオ・ベンチャー投資を開始
2000年12月 MVCグローバルジャパンファンド2号の運用開始
2001年 4月 三井物産ベンチャー・パートナーズ(MCVP)を米国ニューヨーク市に設立し、MCVP2号ファンドの運用開始
2004年 8月 MVCがMCVPを子会社化し、グローバルなベンチャー投資事業を“三井ベンチャーズ”として統合
2005年 3月 MVCグローバルジャパンファンド3号の運用開始
2006年 8月 三井ベンチャーズ・グローバル・ファンドを組成、運用開始
2007年 9月 MVC北京事務所開設
2010年11月 株式会社エム・ヴィー・シーより三井物産グローバル投資株式会社に社名変更
2012年 1月 MGI Group India Private Limited を設立